横浜保育室認定

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ご あ い さ つ

 戦後最大の経済不況、男女雇用機会均等法の施行、離婚率の上昇、未婚女性の出産率の増加等子供を育てながら働く女性が年々増加しております。ところが、横浜市では乳幼児を保育する施設が極端に不足しており、働きたい、働かなければならないといった需要に十分に応えられていないのが現状です。

 高度に発達した情報社会にもかかわらず、育児による疲れや迷いを一人で抱え込んでいるお母さんは少なくありません。核家族化が進み赤ちゃんと身近に接したことのない女性が、出産をしたその時点で、親としての子供への責任や自覚を求められてしまうのですから、戸惑い自分を見失いそうになるのも無理からぬことだと思います。子供の成長も勿論のこと、それにともない母親の成長も求められており、その環境づくりが大変重要なことだと考えます。

 私自身、3児の母として保育園に子供を預けながら仕事をしておりました。その時の経験を生かし、保育園生活11年の中で良かったと思うことや反省点等を含めて,今までにない本当の意味での親の立場に立った保育園を作ろうと思い立ったわけです。

 単に、仕事を持つために育児できないという方の「時間を埋めるだけの託児所」ではなく、子供達一人一人の個性を尊重した保育を行うことは勿論、父母とのコミュニケーションを重視し、日中、親子が共に過ごす時間が少なくても充実した育児が出来るようアドバイスしながら、子供を持つ喜びや幸福感を感じていただることを目標としています。

 「三つ子の魂百まで」という諺を例に引くまでもなく、人生の揺籃期に十分な愛情を受けることによる、人間形成へのプラスは計りしれません。親の持つ子育てへの不安を取り除き、安定した精神で日々育児が出来るよう支援していきたいと思います。

平成12年1月8日

 

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